東京(新宿)自毛植毛専門クリニックレポ

アンケートで見えてきた薄毛の意識

薄毛であることは気にしていないという態度を示す男性は多いのですが、実際のところはどうなのかというのは、薄毛の人だけでなく、薄毛でない(と自分で思っている)人も気になることです。

これに対する答えになるような調査結果が、「薄毛アンケート調査2020」として発表されました。これはWEBメディアサイトの発毛剤徹底研究が、男性の薄毛事情を調査するためにアンケート調査を行った結果報告です。

自分の毛髪の状態を意識せずに過ごしている

調査対象は30〜70代で薄毛が気になると回答した男性(メディアメンバー)で、インターネットリサーチで1472人から返答が得られています。 「

あなたは今、薄毛に悩んでいますか」の質問に、「悩んでいる」は28.4%、「悩んでいない」は71.6%と、他のアンケート調査と大きくは変わらない結果となっています。
日本皮膚科学会による男性型脱毛症の発祥頻度は全年齢平均で約30%と発表されています。 薄毛で悩んでいる人に、現在の年齢を聞いています。
これによってわかるのは、どのタイミングで薄毛を悩みとして感じているのかが見えてきます。その年齢は、30代が5.9%、40代が24.6%、50代が34.5%、60代が24.2%、70代が10.8%と、40代になると一気に薄毛を自覚して、悩みを抱える人が増えていることがわかります。

「薄毛が気になり出したのは何がきっかけですか」との質問には、「鏡を見て気づいた」が44.0%、「シャンプー時の抜け毛が増えた」が24.2%、「枕、布団などについた抜け毛が増えた」が5.1%と自分で気づいたとの答えが多い中で、「他人から指摘された」が13.3%となっていました。「その他」は3.8%でした。
鏡で確認しにくい頭頂部の場合は、他人から指摘されるまで、そこまで進んでいることに気づかなかったということも多いようです。

男性の薄毛はタイプによって見た目の感じが大きく変わり、本人の気になり方も違ってきます。
薄毛のタイプとしては、進行によって初期、中度、重度に分けられています。これは脱毛パターンを表すハミルトン・ノーウッド分類に基づいた分類で、発案者のハミルトン医師と内容を改定したノーウッド医師にちなんで命名された分類法です。
各段階で、それぞれの型の割合をみると、初期のI型(前髪の生え際から後退してM字を形成しつつある状態)は13.3%、Ⅱ型(I型より進行してM字ラインが深くなった状態)は13.2%、ⅡVertex型(Ⅱ型に加えてO字タイプにもなっている状態)は17.5%でした。
中度のⅢ型(Ⅱ型よりM字ラインが深くなって前頭部の髪も薄くなった状態)は15.3%、ⅢVertex型(Ⅲ型に加えてO字タイプの薄くなった状態)は10.4%、Ⅳ型(Ⅲ型よりM字が深くなってO字タイプの薄くなった状態)は10.5%、重度のⅤ型(Ⅳ型よりM字が深くなって頭頂部もハゲた状態)は7.8%、Ⅵ型(M字が後退するとともにO字の範囲が広がってハゲがつながった状態)は9.5%、Ⅶ型(さらにⅥ型が進行して側頭部まで薄くなった状態)は2.5%となっていました。(薄毛タイプ図は参考リンクで参照できます)

男性型脱毛症は進行性であることから、早期に気づいて、早期に対応すれば進行を抑えられるものだけに、初期での対応が重要とされています。

専門医での薄毛対策に大きな期待

薄毛対策として、これまでに何をしてきたのかを聞いていますが、「育毛シャンプー」が45.8%、「育毛剤」が14.0%、「医師に相談」が5.6%、「植毛」が1.6%、「カツラ」が1.4%、「その他」が15.2%、「していない」が36.1%となっていました。

薄毛の原因は男性ホルモンの変化と並んで、皮脂の増加、血流低下などが起こりやすく、それが薄毛につながり、髪のトラブルを引き起こす原因にもなっています。そこで「薄毛以外に髪にトラブルがありますか」と質問をしています。これに対して、「髪のべたつき」が24.5%、「髪のパサつき」が14.0%、「フケ」が17.4%、「頭皮のニオイ」が14.3%、「乾燥肌」が7.1%、「かゆみ」が22.7%、「荒れ症」が4.7%、「その他」が5.7%、「トラブルはない」は35.5%と、髪と頭皮のトラブルを感じている人は案外と多くなっています。

薄毛対策としては医師に相談するのは、まだ少数派ですが、「病院やクリニックなどの薄毛治療を検討していますか」との質問には、回答者全員の中で「検討している」は23.7%、「検討していない」は76.3%と、専門医に頼ろうと考えている人が多いことが見えてきます。
ただ、実際にしてきたことは先のデータが示すように医師に相談は、5.6%です。

私自身、自毛植毛手術を受けて、悩みが一気に改善されたことを経験しているので、もっと積極的に医師に相談すればよいのに思ってしまいます。  
病気になったときには、市販薬だけでなく、病院に行くことがほとんどです。薄毛は、一般的に病気とは思われていませんが、同じように医師に相談にして良いと思います。    

 

薄毛アンケート調査2020
https://www.africanfashionint.com/entique_01.html

 

 

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