薄毛の人は、毛髪について話題になることには慣れているだろうとの思いから、安易に薄毛を取り上げてしまいがちですが、実際のところは当人でないとわからないところがあります。親しくなったときには話題にしないのも変な感じだといって妙に気を使わせていることもあるでしょうが、その気になることを調べた結果が発表されました。
毛髪の状態を突っ込まれたときの反応の調査結果
薄毛の人は、毛髪について話題になることには慣れているだろうとの思いから、安易に薄毛を取り上げてしまいがちですが、実際のところは当人でないとわからないところがあります。親しくなったときには話題にしないのも変な感じだといって妙に気を使わせていることもあるでしょうが、その気になることを調べた結果が発表されました。
アンケート調査を実施したのはメンズ美容サイトMOTEOを運営するカッコイイで、「薄毛男性と髪の毛の話題になったときのリアクション」をテーマにしています。調査対象者は20〜60代の男性217人で、年齢は20代が24人、30代が76人、40代が71人、50代が35人、60代が11人となっています。
まず、「あなたは薄毛のことを誰かに話しますか?」と聞いていますが、「自ら話す」が14.3%、「聞かれれば話す」が55.3%、「話さない」が30.4%と、積極的に話そうとしている人が少ないことがわかります。
次に、「あなたは薄毛を自虐ネタとして話すことが好きですか?」と聞いたところでは、「はい」は22.1%、「いいえ」は77.9%で、前の質問と似たような傾向となっています。
「あなたは自身の薄毛についてどのように話しますか?」(複数回答)との質問に対しては、「男性同士の共通の話題として話す」が15.7%、「男女問わず笑い話の一つとして話す」が13.3%、「親しい間柄にだけ悩みとして話す」が19.0%、「必要最低限のことだけ話す」が28.2%、「話さない」が23.8%となっていました。回答数は248人で、調査対象者が217人なので、あまり複数で答えた人は多くはないことから、回答の割合をそのまま受け入れてもよさそうです。
次の「あなたが自ら薄毛の話をした相手にこれから挙げる反応をされたらどう思いますか?」という質問の回答は多くの人が気になるところです。「笑って聞かれる」という反応については「嬉しい」との回答は32.3%、「不快」との回答は67.7%で、「真剣な顔で聞かれる」という反応については「嬉しい」は54.8%、「不快」は45.2%でした。
「積極的にイジられる」という反応については「嬉しい」は12.4%、「不快」は87.6%と、圧倒的に不快と感じる人が多くなっています。真剣に捉えられることは抵抗感があっても、笑いで済まずに積極的にイジられるとなると、相当に抵抗感が強いことがわかります。
「深くは詮索しない態度をとられる」という反応については「嬉しい」は83.4%、「不快」は16.6%で、多くは薄毛は軽く受け流してほしいという気持ちであることがわかります。
「『そのままでも素敵』など薄毛を肯定的に捉えてくれる」という反応については「嬉しい」は81.1%、「不快」は18.9%で、パッと見の外見ではなくて、もっとよいところ、中身に注目してほしいという気持ちの現れです。
「薄毛対策についてアドバイスをくれる」という反応については「嬉しい」は68.2%、「不快」は31.8%で、もっと嬉しいと感じる人がいるかと思いきや、これも軽く受け流してほしいという気持ちがあるようです。
聞きたくなる薄毛の話題とは
前記の質問に続いて、「上記で“嬉しい”と答えたもの以外に望ましい反応がありましたら教えてください」と聞いています。その返答として記入されたものから代表的なものが掲載されています。
「頭をあえて見ないなど配慮を見せてくれるのが良い」(30代)、「キャラとして認識してくれること」(40代)、「たいしたことないよ〜とフォローしてくれる」(40代)、「関心がないというのも、いい反応かなと思います」(50代)、「こちらから話題にした時だけ話に乗って自虐だったら軽く笑ってほしい」(50代)、「薄毛対策の食材や料理の雑学を教えてくれる」(30代)、「会話自体を『はなから話さないで、ふれないように』気を使ってほしいです」(50代)、「自分もだと同調してくれる」(60代)、「『薄毛も個性だ』と言われる」(20代)、「それでも、人間性であなたを選んだ、と言われるとすごくうれしい」(40代)。
続いて「上記で“不快”と答えたもの以外によく思わない反応がありましたら教えてください」と聞いていますが、代表的なものは以下のとおりです。
「陰でうわさされること」(30代)、「気にしなくてもいいよ、などと言う」(30代)、「めちゃくちゃ気を使っていますよ、という感じは嫌だ」(20代)、「頭に目線が頻繁に注がれる反応」(50代)、「まったく興味がない態度を取られる」(40代)
「触られる」(30代)、「励まそうとしてくる反応は不快だと思う」(30代)、「薄毛のことを面白がって、いつまでも話す」(60代)、「自分のことではないけれど、あのハゲとか他人の話を近くで誰かがしている時」(50代)、「お笑い芸人と比較されること」(30代)。
最後に、「あなたが気になる・話に加わりたくなる薄毛の話題について教えてください」との問いかけについては「薄毛のあるあるネタなどの話題」が62人、「薄毛の有名人についての話題」が36人、「身近にいる薄毛の人についての話題」が49人、「専門機関での薄毛対策の話題」が75人、「養毛剤などの市販品での薄毛対策の話題」が105人となっています。
薄毛の話題は心理的に気になるだけでなく、薄毛を改善したいと考えている人は80.6%もいて、このままでよいと思っている19.4%を大きく超えています。この改善希望者の多くに検討してほしいのが決定的な改善法である「自毛植毛」です。実際に生えていないところに髪を移動させるので、無から有になった違いは大きなものと感じるはずです。
薄毛男性と髪の毛の話題になったときのリアクション
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000048304.html
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