頭皮環境が悪いことで必ずしも薄毛になるという訳ではありませんが、頭皮環境の悪化が薄毛につながっている方もいらっしゃいます。例えば夏の暑さで汗をかき、皮脂分泌量も増えているのにしっかり洗髪できていないと、余計な皮脂が頭皮に残り、結果として髪の毛の成長が妨げられてしまいます。しかし洗いすぎにも注意が必要です。頭皮を洗いすぎることで、頭皮を守るために必要な皮脂までごっそり落としてしまい、抜け毛の原因を作ってしまうこともあるのです。
私たちの日常生活の中で、知らぬ間に頭皮環境を悪化させている要因が潜んでいる可能性もあります。
薄毛と頭皮環境についてご説明致します。
パーマ、髪染め等による頭皮へのダメージ
髪と頭皮の両方が痛み、これが原因で頭皮等がダメージを受けることもあります。カラーの薬剤を頻繁に使うと頭皮が荒れるからです。また、ポニーテールのように髪を縛るタイプの髪型を長く続けていると、実は毛根に非常に負担がかります。牽引性脱毛症になりかねません。そのため、たまには髪を解くなどし、頭皮を休ませましょう。
紫外線のダメージ
紫外線が体に良くないと聞いたことのある人は多いと思います。これはもちろん頭皮にも当てはまります。
紫外線には波長が長いA紫外線と、A紫外線よりも波長が短いB紫外線、最も波長が短くエネルギーが強いC紫外線があります。肌が赤くなるなど日焼けの一因となるのがB紫外線。そして、A紫外線は肌や髪の深くまで到達し、シワやたるみの原因となったり、髪の主成分となるタンパク質に悪影響を及ぼすと考えられています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000510.000010292.html
髪の毛に覆われていますが、頭皮は体の中で最も太陽に近い部分。常に強い紫外線を浴びていますので、頭皮はダメージを受けてしまいます。
髪専用UVスプレーを使用するときは、髪や肌から10~15cm程度離した状態で頭全体にムラなく吹きかけるのがオススメです。また、外出時には2~3時間おきにかけ直すのがベスト。特に髪は動きやすく、互いにこすれ合うことでもスプレーが落ちてしまいます。かけ直すときは、再度まんべんなく上塗りしましょう。
紫外線が強くなる夏は帽子をかぶり、日焼け止めを使用しましょう。
頭皮環境を改善するために
カラーやパーマをしない、髪をしっかり洗うということはもちろんですが、毎日の食事で栄養をしっかりとることも大切です。良質な髪の毛を作るためには、バランスのとれた食事が欠かせないからです。特に髪の原料であるたんぱく質を意識してとりましょう。タンパク質は意識していないとなかなか取りづらい栄養だからです。例えば、パンや白米、お菓子にはタンパク質はほとんど含まれていません。大豆、魚、肉、卵等からとることができるのです。
髪の毛の成長を考えると、ミネラルの多い海藻類、DHAやEPAが多い青魚もいいでしょう。青魚からは、髪の毛の成長に役立つビタミンB群を摂取できます。
1日3食、栄養のあるものを食べることも大事です。栄養のある食事が根本的な薄毛対策ともなります。
適度な運動を行う
頭皮は心臓から遠いので、血行不良の影響を受けやすいと言われます。運動不足になると筋肉が固くなる関係で、血行不良になりやすくなります。ストレッチなどで身体を動かし、ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れ、適度にリラックスしながら筋肉をほぐしましょう。
まとめ
薄毛と頭皮環境についてご説明致しました。頭皮環境というのは血行が良くなることで改善することもありますので、まずは食生活から見直してみましょう。
自毛植毛についての悩みは東京新宿の親和クリニック新宿院などの植毛クリニックに話を聞いてみることをおすすめします。
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