薄毛男性に対する女性の本音

 髪の悩みは、本人の感じ方だけでなく、どんなふうに周囲が感じているのかを気にして、これがストレスになって毛髪に悪影響を与えることもあります。私も自毛植毛手術を親和クリニック新宿院で受けた理由のひとつは、このストレスから逃れるためです。

 余計な悩みを抱えないようにするためには、周囲の反応を正しく把握しておくことが大切です。その参考になる調査結果が発表されました。

 そのデータの「薄毛にまつわるエトセトラ」を発表したのはダブルヘリックスで、全国の20〜50代の男女を対象として実施したものです。

本人の男性が気になっていること

 当事者である男性に対して「ご自身の髪に不安はありますか?」との質問には「ハゲなければどうということはない」が44.5%と最も多く、それに次いで「ハゲるのが怖いです…」が28.3%、「認めたくないものだな。自分自身の薄毛というものを」が16.2%、「毛根はもう死んでいる」が7.1%、「その他」が3.9%となっていました。現在は薄毛という状態でなかったとしても、男性なら毛髪の不安は誰しも感じているということです。

 この質問への返答のうち、「認めたくないものだな。自分自身の薄毛というものを」と「毛根はもう死んでいる」と回答した人にだけ、「薄毛に気づいてからどれくらいでハゲてしまいましたか?」との質問をしています。これに対しての回答で最も多かったのは「10年以上」の24.6%でしたが、これに次いだのが「気づいた時にはハゲていた」の22.9%、「4年〜6年」の21.2%と、あまり大きな差がありませんでした。他の回答では「1年〜3年」が17.0%、「1年未満」が9.3%、「7年〜9年」が5.0%となっていて、個人差が大きいことがわかります。

 男性の薄毛は、本来は急速に進んでいくものではなくて、ある程度の進行のために抜け毛が増えていることに気がついていなかっただけで、ボーダーラインを超えたところで急に慌てても遅いということを示している結果となっています。

 「薄毛になった時に諦める(諦めた)ことを教えてください」との質問に対しては、「ヘアスタイル」が58.4%と極めて多く、次いで「ネバーギブアップ」が16.6%、「人生」が8.2%、「ファッション」が7.0%、「アンチエイジング」が5.6%、「その他」が4.2%でした。

 「薄毛対策としてご自身が取り入れる(取り入れた)方法は何ですか?」との質問には、「何もしない」が60.6%と諦めている人が案外に多い結果でした。次いで「発毛剤・育毛剤」が28.2%、「クリニックでの治療」が5.8%、「かつら・増毛」が1.8%、「植毛」が0.8%、「その他」が2.8%となっていて、積極的な対応をしている人は少ないという結果でした。  

男性が気になる女性の反応

 男性が感じていることに対して、女性は実際に何を感じているのかということで、「薄毛の男性をどう思いますか?」との質問をしたところ、「残念」が45.6%が最も多く、「かわいそう」が28.6%、「生理的にムリ」が8.9%、「素敵でかっこいい」が2.2%、「スケベそう」が2.0%、「その他」が12.7%と、男性には厳しい反応となっています。

 「パートナーが薄毛になったらどうしますか?」との質問に対しては、「仕方ないと諦める」が54.2%と最も多く、「薄毛対策を促す」が25.0%、「スキンヘッドにさせる」が11.9%、「一緒に出かけない」が2.8%、「別れる」が2.0%、「その他」が4.1%となっています。女性によって、ということもあるのですが、薄毛でも救いがあることがわかります。

 次の質問が調査を実施した会社が一番に知りたいことなのかもしれませんが、「薄毛対策をする場合、どのような対策をすすめたいですか?」との質問に対して、「発毛剤・育毛剤」が40.3%と最も多く、「何もしない」が30.4%というのは男性の感覚と近いところがあります。「クリニックでの治療」が21.2%、「植毛」が3.4%、「かつら・増毛」が3.0%、「その他」が1.7%と続いています。女性の応援があれば、男性は行動を起こしやすいところがあり、女性の理解が重要ということがいえそうです。

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