歯周病は薄毛になるのか

年を取ると気になるのは薄毛だけではありません。歯科治療、とりわけ歯周病もそうだと思います。むしろ薄毛を気にする人よりも歯周病の方が割合としては多いかもしれません。やはり年齢とともに様々なところがガタが来ますので、これは仕方がないことです。

そして今回のテーマに戻りましょう。どうやら歯周病と薄毛はある程度関連があるみたいなのです。驚きですよね。どのような関係性なのか、私が東京新宿の植毛クリニックの医師から聞いた知識をご紹介していきます。 引用参照:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jshowaunivsoc/79/6/79_709/_article/-char/ja/

 

歯周病と薄毛?

じつは薄毛は、両親や祖父祖母などからの遺伝の影響がそれなりに大きいと言われています。
薄毛と歯周病は関係ないのでは?とこの通り思われがちですが、ここの口内環境と薄毛には切っても切れない不思議な縁が実はあるのです。
「口内に細菌が増殖」すること。これがその縁です。
当たり前ですが、虫歯や歯周病になると、口内の細菌はかなり増殖します。歯周病などを起こした部分から細菌は、いとも簡単に血管から体内に入り込みます。そして、体内で長く生き残ることがわかっています。
この細菌が出す毒素が体に悪影響を及ぼします。なんとそのひとつが薄毛というわけです。毒素が毛根や血液にしっかり回れば、育毛速度が乱れ、毛穴が明らかに詰まって薄毛に繋がります。

歯科治療が大事

つまりあなたの薄毛が歯周病と関連があるかもしれないということです。これは人それぞれなので一概に決めつけることはできませんし、判断も非常に難しいとのことです。

薄毛ケアもしっかりしている。生活習慣やストレスを溜めすぎないなど気を付けている。それなのに、薄毛が気になるという人はいますか?
歯医者はご無沙汰だったり、口内環境が気になるという人は、できるだけ早めに歯科を受診することをすすめます。

なんと一度歯周病になりそれが進行すると、歯磨きだけでは治すことが非常に難しくなります。
口内疾患はしかも薄毛だけでなく、心筋梗塞や動脈硬化などにも密接に関係していると言われています。
体の健康をしっかりと維持することは、髪の毛の健康にもおおよそつながります。

ここで大事なのは自分には関係ない、と思わないこと。髪の毛のケアと一緒に口内のケアも行うようにしましょう。

 

糖尿病にも注意

歯周病と糖尿病もかなり、密な関係があると言われています。
糖尿病患者は歯周病も抱えているケースが多いのです。ここで注意が必要なのはだからといって薄毛も抱えているというわけではありません。話はそんなに単純ではないのです。


免疫力があれば、歯周病の細菌自体は長く生きることはできないのです。しかし細菌の細胞膜にある「エンドキシン」という毒素は体内に残るといいます。
エンドキシンが肝臓や脂肪組織に作用すると、なんとインスリンの働きを抑える「TNF-α」という物質をとても多く分泌します。
この物質の働きで、インスリンが正常に働かなくなります。そこで糖尿病のリスクが上がると言われています。
糖尿病になるとこれは体内では糖化という化学反応が起こりやすくなり、血流も滞りがちになります。
これは薄毛の大きな原因とよく言われています。

 

まとめ

歯科治療を怠り、薄毛になるケースも中にはあるということが分かったと思います。もちろん全員ではありません。
このほか薄毛、自毛触毛についてさらに詳しく知りたい、自毛植毛手術を検討しているという方は、東京新宿の親和クリニック新宿院のような植毛専門クリニックにご相談に行ってみることをおすすめします。

 

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