前髪の薄毛には自毛植毛がおすすめ

季節が春めいてきました。気温が上がれば活動的になるのが人間という生き物です。今までよりも頭皮の状態を気にすることがやはり多くなります。

じつは、AGA(男性型脱毛症)で日本人の中で最も多いのは、前頭部から徐々に進行するパターンなのです。
ということで近年、この薄毛の対策として、自毛植毛を検討している方がかなり増えてきています。
それはどうしてなのでしょう。なぜ、前髪の薄毛対策として自毛植毛が注目されているのでしょうか?
理由を、ご紹介いたします。

 

前髪が薄くなる原因

自毛植毛がかなり前髪の薄毛に有効な治療法である。その理由をご紹介する前に、悩んでいる方が多い前髪の薄毛について、ここで理解を深めましょう。

まずAGAは男性型脱毛症の意味で、前髪と頭頂部を中心に薄毛が進むのです。そしてこのAGAは、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)が原因ではないかと言われています。

具体的にメカニズムを説明します。男性ホルモンの一種「テストステロン」が血管から毛乳頭細胞へ運ばれます。そこで毛乳頭に存在する酵素「5αリダクターゼII型」と結びつきます。なんとここでDHTが生成されるのです。ここの毛乳頭でできたDHTはこのまま男性ホルモンレセプターと結合します。そこで髪の生え変わりのヘアサイクルを非常に乱します。そして毛周期は「休止期」→「成長期」→「退行期」の3種類。じつは髪の長さや太さはこの成長期の長さに左右されるのです。つまるところDHTによって毛周期が乱れるのは、髪が太く長くなる「成長期」が短くなるということなのです。

つまり結果、AGAになると髪が十分に成長せずに抜けてしまいます。

自毛植毛について

そして自毛植毛とは、人工毛植毛とは異なります。簡単に説明すると自分の髪の毛を薄毛が気になる部分にきちんと植毛する治療方法のことです。こちらの最大の利点は、しっかり頭皮に髪が定着すると、その部分からほぼ永遠に髪の毛が生えてくれることです。自分の毛なので、髪質がかなり異なって違和感を覚えることもありません。
そして、薄毛になりにくい側頭部・後頭部の髪の毛を移植します。つまり移植後に薄毛が悪化する心配は極めて少ないと言われています。
自毛植毛は、なんと手術後に数回ほどクリニックに通うだけで、それ以降のメンテナンスがまったく必要なくなります。

 

髪の毛の定着について

さらに自毛植毛には、主に2つの施術があります。
その中の一つは、後頭部・側頭部をメスで切り取り、薄毛が気になる部分にしっかりと移植するFUT法。もう一つは髪の毛を正確に一本一本移植するFUE法です。
FUT法は短時間で施術を終えられます。FUE法は傷跡が目立ちにくいです。しっかりカウンセリングを受け、これらの施術範囲や頭皮の状態などから自分にしっかり合う方法を選ぶことが非常に大切なのです。ちなみに髪の毛が完全に定着して自然に生えそろうまで半年から1年程度の期間が必要です。

自毛植毛は前髪薄毛の治療に本当に向いているか

なんと前頭部は髪の毛を比較的伸ばしたり、別の部位の毛をちょっと流したりするだけでボリューム感を出せるため、少ない本数の移植でもその効果を実感することができる、これがメリットです。そして前頭部は、後頭部と比べはるかに植毛がしやすいのです。植毛によっては自然なつむじを感完璧に再現する技術が要されるのです。
当然ですが前頭部への植毛にも高度な技術が必要です。

 

 

まとめ

自毛植毛についてより詳しく知りたいと思った方は、東京新宿の親和クリニック新宿院のような植毛専門クリニックにご相談に行ってみることをおすすめします。