AGAの進行を防ぐにはどうすればいいか 自毛植毛で対策出来る?
薄毛に悩む男性の原因の多くがAGA(男性型脱毛症)です。抜け毛が増えてきたなと思ったらAGAを疑い、早めのケアを心がけましょう。そのAGAですが、進行を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。
AGAとは何かを学びながら見てみましょう。
AGAとは
AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略。日本語では「男性型脱毛症」という意味です。 主に思春期以降の男性が発症。進行性の脱毛症で、頭頂部や生え際から髪の毛が薄くなるのが特徴です。
一気に髪が抜けることはないのですが、放っておくと確実に薄毛が進行します。 取り返しのつかなくなることもあるので、薄毛治療専門クリニックで早めに治療を行うのが望ましいです。
AGAの原因
AGAの主な原因として、ジヒドロテストステロン(DHT)の影響が考えられます。 これは、男性ホルモンのテストステロンが毛包の中に存在する酵素5αリダクターゼと結びついて生成される物質なのです。
このDHTが男性ホルモンのレセプター(受容体)と結合すると、発毛サイクルに好ましくないことを及ぼします。それは毛が十分に発育する前に抜けてしまう現象が起きてしまうのです。 男性ホルモンの影響に加え、生活習慣や過度なストレス、遺伝などもAGAの原因になると考えられています。
しかし、因果関係はまだはっきりと解明されていないのです。
AGA対策1 投薬治療
ミノキシジル
ミノキシジルは発毛効果が認められた外用薬です。塗り薬のことです。もともと高血圧を抑えるための血圧降下剤として用いられていました。
薬を使った患者に多毛の症状が現れたことがきっかけでAGAの治療薬として利用されるようになったのです。血行を促進し毛髪の成長に必要な酸素や栄養を届けます。
プロペシア
内服薬。AGAの治療薬として、世界60か国以上で認可されている薬。 主成分フィナステリド。脱毛の原因である酵素5αリダクターゼの働きを抑制、AGAの原因物質DHTの生成を阻害します。
元来は前立腺がんや前立腺肥大症の治療に使われていた成分。服用した人に薄毛の改善が認められたので、AGA治療薬として開発されました。
ザガーロ
デュタステリドを有効成分としたカプセル状の内服薬。 プロペシアと同じく5α還元酵素阻害薬に分類されますが、ザガーロはⅠ型及びⅡ型の5α還元酵素を阻害することができます。
Ⅰ型のみに作用するプロペシアよりも、強力な効果が期待できます。これからのAGA治療の中核を担う薬として注目されています。
ノーニードル発毛メソセラピー
エレクトロダームアドバンスという最新機器を使い、針を使わずに有効成分を頭皮に直接導入します。髪に必要な成分をピンポイントで注入、脱毛を抑制し発毛を促進させる効果が期待できます。AGAだけでなくFAGAの治療にも有効。
親和クリニック新宿院(東京)で行っており、投薬治療と組み合わせた独自のコースがあります。
AGA対策2 自毛植毛
AGAによって薄毛になった部分に、採取した自分の髪を植え付ける自毛植毛も、見栄えの点に限るとAGA対策の手段となります。 現在主流はメスを使わないFUE法。髪をAGAの影響の少ない後頭部や側頭部から1本ずつ採取し、薄くなった前頭部や頭頂部に植え付けます。早期社会復帰が可能で、副作用の心配もないことから人気です。
また自分の髪の毛の毛母細胞ごと移植しているので、通常の髪の毛と同じように、抜けたら何度でも生え変わります。
まとめ
対策をもう一つ。生活習慣を見直すことで髪の健康に好循環が生まれると考えられます。ただ生活の乱れやストレスが薄毛の原因になるという科学的根拠はありません。 しかし十分な睡眠時間の確保、ストレスを溜めこまない事、適度な運動は健康に繋がり、AGA対策につながると考えられています。
自分がAGAかもしれないと心当たりがありましたら、私が自毛植毛手術を受けた親和クリニック新宿院(東京)などのように専門的な医院を早期受診しましょう。