リモート会議で毛髪ケアが増えた

　新型コロナウイルス対策として家庭で仕事をするテレワークが広がり、その有用性とともにストレスなどのマイナス面も叫ばれるようになっています。話を毛髪に限らせてもらうと、通信機器を通じたリモートによって身体的なストレスと精神的なストレスが増えてきて、これが毛髪の状態に悪影響を与える結果となっています。

　親和クリニック新宿院で自毛植毛手術をうけて、薄毛の悩みを大きく改善させたとはいえ、リモートワークが髪に悪影響を与えるとなれば、気になります。

　今回はその現状を調べてみます。

コロナ対策のテレワークと毛髪の微妙な関係

　新型コロナウイルス対策として家庭で仕事をするテレワークが広がり、その有用性とともにストレスなどのマイナス面も叫ばれるようになっています。話を毛髪に限らせてもらうと、通信機器を通じたリモートによって身体的なストレスと精神的なストレスが増えてきて、これが毛髪の状態に悪影響を与える結果となっています。
　パソコン画面を通じたリモート会議は、通話相手の顔が大きく映し出されて、自分の顔は小さく表示されます。これは自分が使っているパソコンの状態で、１対１のリモートの打ち合わせでは通話相手には自分の顔が大きく映し出されています。小さな画面であっても上半身が映っていると注目してしまうのは髪の状態です。薄毛の場合には、ずっと注目されているのではないかと気になってきます。
　１対１ではなくて複数でのリモート会議となると、自分の顔も髪も大きく映し出されることはないものの、ズラッと並んだ参加メンバーの髪の状態を簡単に比較できる状態になっています。こういったことが気になると、姿勢を正して、頭を下げることなく、胸を張った姿勢をキープしたくなります。

　他人から毛髪が注目されるのはリモート会議に限ったことではなくて、新型コロナウイルス対策でマスクが手放せなくなる状態では、女性は目元が注目され、男性は毛髪が注目されます。女性の化粧品の購入額は口紅が減って、アイケア商品が増えたと伝えられています。男性はマスクで顔の下半分が見えないとなると、どうしても上半分が注目されて、男性も毛髪ケアの商品にかける金額が増えていると報道されています。
　目から上の面積では毛髪が大きな部分を占めているので、その変化は本人だけでなく、周囲の人も気になるのは当然のことといえます。 リモートワークは、ずっと同じパソコン作業を狭い自宅で続けることでストレスも高まりやすく、脳の疲労も高まりがちです。
　脳疲労は頭部の血流を低下させ、頭皮が硬くなることが指摘されています。頭皮が硬くなると、どうしても頭皮の毛細血管の流れが悪くなって、毛母細胞の心身代謝にも影響を与えてしまいます。 慣れないパソコン作業、長時間のパソコン作業によって目の疲れ、座りっぱなしの作業のために腰や首の不調を感じることも多く、運動不足にもなりがちです。
　また、生活リズムも変わり、新しい生活様式によって自律神経の調整が乱れることにもなります。 自律神経は興奮系の交感神経と抑制系の副交感神経に大きく分けられます。ストレス状態では交感神経の働きが盛んになり、血管を収縮させて血流が低下します。そのために、毛母細胞に送り届けられる毛髪育成成分が不足することになります。
　テレワークを始めてからフケが増えた、毛髪がパサつくようになったという人は、すでに頭皮や毛髪の細胞の再生が低下している兆候と考えられます。その結果は抜け毛や再生リズムの低下につながり、薄毛につながっていくことになります。

テレワークで余った時間でヘアケア

　テレワークによって毛髪の薄さが気になる理由の一つに、感染防止のためにヘアサロンに行くのが遅くなり、カットの間隔が伸びたことがあげられています。
　薄毛を隠すには髪を伸ばして、薄くなった部分をカバーすることを普通は考えるかと思います。
　しかし、毛髪が長くなると薄くなった部分がかえって目立つようになります。毛髪が適度にカットされていると根元から立ち上がるようになって、ボリューム感が出るようになります。薄くなっていることに気づいたら頻繁にカットをしたほうがよいことに、今回の外出自粛を経験してみて気づいたという人も少なくありません。

　毛髪の状態が気になってきた人が、すぐにもケアを始めるのかと思っていたら、多くの調査の結果を見ると、気にはなっても時間がないことを理由に効果があることであっても始めない人も少なくありません。そのないはずの時間が、テレワークを始めることによって随分と余裕ができて、やる気になればヘアケアをできるようになっています。
　ヘアケアの中でも手間がかかって、面倒だとされているのはマッサージです。 養毛剤、発毛剤を使っても、その効果を高めるためにはマッサージをする必要があり、単に塗り込む感じでの簡単なマッサージではなく、頭皮を大きく動かして、頭皮の中を通っている血管を揉み込むようなイメージで、ある程度の力を加えてのマッサージが有効になります。 毛髪マッサージ（kami活ナビ） https://kami-katsu.bayer.co.jp/self-care/scalp-massage/scalp-massage-method/

⇒ 親和クリニックの公式サイトはこちら