頭頂部の自毛植毛は簡単?難しい?

頭頂部やつむじ、前頭部の薄毛にお悩みの方は多いです。かくいう私も東京の親和クリニック新宿院で自毛植毛手術を受けるまでは、夜も寝れないほど悩んでいました。 特に頭頂部の薄毛に悩む方は多いと聞きます。

先日、とある医師の方から聞いた話では、「頭頂部への自毛植毛は難しい」のだそうです。 気になったので理由も伺いました。きっとためになることが書かれていると思うので、よろしければ覗いてみてください。  

頭頂部の自毛植毛が難しい理由

頭頂部は後頭部やM字の生え際などに比べると面積が広い部位なのです。効果を実感するには大量の毛髪を移植する必要があります。頭頂部の植毛についてはショックロスの予防や、術式・医師の技術によって仕上がりに差が大きく生じる面もあります。

ただ、移植元の毛が傷んでいたり、時間経過によって生命力が悪化すると生着率が下がります。「短時間」で大量の自毛植毛を行う必要があるのです。 また頭頂部は毛髪の見え方により、髪が濃くも薄くも見えてしまう部位です。M字部分など頭の正面や側面はサイドの毛髪を垂らせば濃く見せることも可能ですが、頭頂部は毛髪の薄い部分を隠しにくく、ボリューム感を出すのが難しいのです。個人差もありますが、大体のつむじ周りの髪の生え方は放射線状になっており、複雑な毛の流れになっています。機械的に植毛していくことができず、ヘアデザインを考えながらの作業となるため、時間もかかります。

自毛植毛は時間との勝負。患者さまの個性に合わせ、瞬間的に判断し作業を行う技術力が必要とされます。医師によって技術の差が出やすいのです。

頭頂部の自毛植毛を行うクリニック選びのポイント

頭頂部への自毛植毛は、ドクターの技術力や経験が成否を左右します。クリニックの選び方で重要なポイントを説明します。

1.技術力

先述の通り自毛植毛では、手術時間が結果に密接に関係します。採取した毛の細胞を新鮮なうちに移植できるか。これがキーポイントとなります。施術後の発毛にも大きく関係します。さらに、頭頂部へ大量に植毛できるかどうかの技術力も必須です。

2.デザイン力

頭頂部は特に毛のボリュームを出すことが難しい部位。毛の流れも複雑で、ただ移植するだけでは密度不足に陥りがちです。患者さま個人の頭皮の状況、毛質、毛流れなどを理解しボリュームを演出できるデザイン力が必要です。 こちらは電話等で問い合わせても分かるものではありません。植毛経験者から話しを聞くのが一番良いのですが、そうそう簡単に身近にいない場合の方が多いです。

私のおすすめはクリニックのHPにある症例ページのチェックです。そこで自分の症状と似た患者さんの写真を見つけます。そこには大抵どのように手術を行ったか書いてありますし、良心的なクリニックであれば術後1年後などの経過写真も載せています。腕に自信のあるクリニックの症例はやはり詳しく書かれています。

頭頂部の自毛植毛経験のあるスタッフがいるか

クリニックによってはスタッフ自身が自毛植毛手術を受けています。同じ悩みを共有できるだけでなく、貴重な体験談を聞く事ができます。 こちらはお電話で問い合わせることで分かります。「植毛経験のあるスタッフはいますか」と気軽に聞いてみましょう。  

まとめ

頭頂部の自毛植毛は確かに難しいのですが、それは前頭部などに比べればということです。毎日手術をしているような植毛専門のクリニックであれば、数もこなしているのでそれほど心配する必要はないでしょう。

ちなみに私が手術を受けた親和クリニック新宿院も手術経験豊富な医師が在籍、なおかつ頭頂部の植毛を実際に経験したカウンセラーもいました。相談をするにはオススメだと思います。

 

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