M字の生え際対策と自毛植毛

薄毛の症状は様々ありますが、とりわけ大勢の人を悩ませているのはM字型の薄毛です。海外の俳優などだとM字型の薄毛がセクシーに見える方もいますが、日本だとやはり少なく、日本人に多い薄めの顔にはM字型の薄毛とは相性があまり良くないようです。

日本人にも多いM字の生え際とはどのようなタイプの薄毛なのか、自毛植毛で改善するのかについてご説明致します。

 

M字型の薄毛について

M字型の薄毛は、主にAGA(男性型脱毛症)が原因で起こります。
AGAとは進行性の脱毛症で、額の生え際か頭頂部のどちらか一方、または双方から薄くなっていくのが特徴です。

AGA以外にも、乱れた生活習慣やストレス、喫煙などによる頭皮の血行不良もM字型の薄毛を引き起こす要因として考えられます。

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AGAとは男性型脱毛症のことで、主に前頭部と頭頂部が薄毛になる脱毛症です。前頭部と頭頂部のどちらが薄毛になるかは個人差があり、もちろんどちらも薄毛になる方もいます。原因は男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという悪玉酵素と結びつくことによりできる、ジヒドロテストステロンが髪の成長を阻害することによるものと言われています。原因について詳しくは分かっていませんが、遺伝が大きく発症に関係している可能性が高いと言われています。近い親族に薄毛の人がいなくても、悪玉酵素の5αリダクターゼの量が多いなどの理由で発症することはあります。

M字型の薄毛の対策について

M字型の薄毛の主たる対策は、治療薬により薄毛改善を目指すものと、自毛植毛、かつらに分かれます。

自毛植毛

副作用がほぼなく、何度も通院しなくてもいいので、M字型の薄毛の対策として薦められます。自分の後頭部や側頭部の髪の毛を薄毛部分に植え付ける施術です。再び生え続けるのは自分自身の髪の毛のため、拒絶反応などの心配もほとんどありません。移植した髪の毛も通常の髪の毛と同様、成長期→退行期→休止期というヘアサイクルを繰り返します。自分の髪の毛なので、パーマやカラーなども自由に楽しむことができます。また植毛後の髪の毛はAGAとなる性質の髪の毛ではないため、AGAの影響はほとんど受けないと言われています。

治療薬

フィナステリドなどを飲み続けることにより、薄毛の改善が望まれますが、副作用が懸念されるほか、改善するかどうか個人差も激しいという事情があります。代表的な副作用は性欲減退や勃起機能障害(ED)などの男性機能低下、肝機能障害などが挙げられます。 副作用にも発生率に個人差があります。

かつら・ウィッグ

最も手軽なM字の解決方法です。しかし自分自身の髪の毛ではないため、取り扱いには注意が必要です。定期的に交換や手入れが必要なため費用がかかります。M字の薄毛が解決するわけではないため、せっかく高額な費用でかつら等を作ったとしても、風の強い日に飛ばされるリスクやふとした動作でずれてしまうアクシデントは避けられないでしょう。

 

まとめ

M字の生え際対策と代表的な治療法である自毛植毛をご説明致しました。

初めて薄毛だと自覚するにはそれなりの年月が必要かと思われます。しかしその間も薄毛はどんどん進行するので、早めに対策を取るべきでしょう。

このほかにも自毛植毛と投薬治療を組み合わせている方も大勢いらっしゃいます。すぐに薄毛を解決したい方はかつら一択ですが、半年や1年を目安にしっかりと髪を生やしたいという方は、自毛植毛と治療薬をセットで使用してみてください。

自毛植毛についての悩みは東京新宿の親和クリニック新宿院などの植毛クリニックに話を聞いてみることをおすすめします。