薄毛対策にビタミンCはいい？

季節も冬に差し掛かりました。通勤時、颯爽と街中を闊歩すると、風が冷たさを増し、白い息が目立ちます。しかし、ふと被っていた帽子を取ると、そこには抜けた髪の毛がパラパラ…。そんなに多くの量ではないから大丈夫だろうと思うものの、昨年はこんなに抜けたかなと、心配になってきます。初めて薄毛対策をしてみようと思い立ったはいいものの、対策の方法が多種多様すぎて混乱する。というのは皆さんご経験あると思います。そこで薄毛対策でまず初めにおすすめしたいのが、食生活の見直しです。とりわけ今回はビタミンCにスポットをあてて説明していきます。みなさんは自分が日ごろどれくらいビタミンCを摂取しているかご存じでしょうか。多分、あまり意識していない方が大半だと思います。私が東京新宿の植毛クリニックの医師から聞いた知識をご紹介していきます。引用参照:PLGAナノ粒子によるスカルプケア, スキンケア技術と商品開発

ビタミンCについて

ビタミンC は、水溶性ビタミンの1種です。これは化学的に L-アスコルビン酸。詳しく説明すると、ビタミンEを再利用したり、コラーゲンの合成に極めて必要で、これが欠乏症になると壊血病となります。そして、その治療にも使われます。これは、特に野菜や果物に含まれ、幅広くサプリメントも利用されています。そして、鉄分やカルシウムなどのミネラルの吸収を非常に高める効果もあります。そして、ビタミンCはコラーゲンの合成に深く関与していることでも知られます。つまりはプロリン・リジン残基を含めた形で、コラーゲンのタンパク質がきちんと合成されます。そしてタンパク質鎖が形成された後で、なんと酸化酵素によりプロリン・リジン残基が、各自のヒドロキシル化(水酸化)を受け、これがヒドロキシプロリン・ヒドロキシリジン残基に変化します。それからこれらは水素結合により、なんとタンパク質鎖同士を結び、コラーゲンの3重螺旋構造を保つのです。ちなみにこの反応の際、じつはビタミンCを必要とします。つまるところビタミンCを欠いた食事を続けていると、なんと正常なコラーゲン合成ができなくなるのです。前述したとおり、壊血病を引き起こすのです。

髪に与える影響

ビタミンCは、髪の毛に極めて必要な毛細血管の育成に必要なのです。身体に必要な栄養、特にビタミンCが不足すると、新陳代謝や細胞の働きが明らかに鈍くなり、これが肌や血管の生成にとても影響が出てしまいます。そして中でも、毛細血管には頭皮にきちんと栄養を送る役目がります。これらビタミンCが過剰に不足して、毛細血管の流れが悪くなると、これが髪の成長を妨げてしまうのです。さらに疲労やストレスがとにかく溜まっていると、これら血管の流れが滞りがち。ビタミンCにはじつは疲労回復効果があるので、これを積極的に摂取することで、これが疲労やストレス原因の血流悪化をきちんと防いでくれるのです。つまり毎日きちんと、ビタミンCを摂取しましょう。ということです。