禁煙と抜け毛

薄毛や抜け毛は大きな悩みの一つ。喫煙をする方へご案内があります。禁煙すると、抜け毛が改善される可能性があります。本日は抜け毛と禁煙の関係について、私が東京新宿の植毛クリニックの医師から聞いた知識をご紹介していきます。

喫煙とは

喫煙は、タバコの葉を乾燥・発酵などの工程を経て加工した嗜好品に火をつけその燃焼ガスと、煙を吸引する行為です。

タバコの葉に含まれるニコチンを摂取する手段または行為を指します。19世紀に出現した紙巻きたばこのほか噛みたばこ、葉巻、嗅ぎたばこなどの伝統的商品もあり、また特殊な紙巻たばことして薬用たばこと称しているものも存在します。

たばこ喫煙の起源は紀元前10世紀の頃とされます。古くからアメリカ先住民の間に喫煙の習慣が広まっていました。大航海時代の到来と共にヨーロッパに伝播、15世紀から16世紀にかけて、100年間という当時としては短い期間で急速に世界へ広まったとされます。そのため、世界で「tobacco」、「tabaco」などとほぼ同じ名前がついています。

葉巻、パイプなど様々な喫煙方法が考案され普及しており、今日世界的にもっともポピュラーな喫煙方法は安価で手軽な紙巻きたばこ（シガレット）です。

現代では「たばこを『吸う』」という表現が一般的に用いられますが、以前は、「のむ（飲む・呑む・喫む）」と表現される場合もありました。

ガンや心筋梗塞、中耳炎や虫歯などの口腔の病気、不妊や流産などの原因になるとも言われています。

禁煙すると抜け毛が改善？

男性ホルモンを防ぐ？

禁煙で、男性ホルモンが過剰に増えることが防げると聞いたことがあります。男性ホルモンの一部は、別名で脱毛のホルモンと呼ばれるほど、抜け毛を増やすといわれています。

頭皮を乾燥？

喫煙の影響で、肌の水分は失われていきます。頭皮の水分も減り、カサカサと乾燥してしまいます。つまり髪が抜けやすくなるので、ハゲが進んでしまいます。禁煙すると頭皮にな水分が与えられます。

血液の流れがスムーズに

髪は頭皮の毛細血管から栄養を吸収しています。
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させるため、血液を流れづらくさせます。髪が上手く栄養を吸収できません。禁煙で、頭皮の血液の流れがとてもスムーズになり、頭皮全体にまんべんなく栄養が届くようになります。

アミノ酸増加

喫煙をすると抜け毛の原因の活性酸素を増加させるのです。活性化酸素は、頭皮の皮脂をかなり増やし、それで毛根に皮脂がたまります。髪が弱ってしまうということです。禁煙で活性化酸素を減少させ頭皮の油分をコントロールすることができます。

ビタミンEを増加させる

血液の流れを促進させる働きがあります。髪の成長に必要な酸素や栄養を届ける役割をしています。しかしながらニコチンでビタミンEが壊されると、髪の毛に大事な栄養が届かなくなるので抜け毛の原因になります。禁煙をしてビタミンEが必要な量に増えればいつでも必要な栄養をかなりスムーズに髪の毛に届けることができます。